海外赴任が決まった時、持ち家をどうするのかというのは、非常に悩ましい問題だと思います。管理人のように賃貸住まいであれば、契約解除ということで何ら悩むことはないのですが、自宅を購入している人の場合、どんなふうに管理すればいいのかというのは大問題です。
下記ページに、代表的な方法論をまとめてありますが、どのやりかたが最適なのかというのは、その人に置かれた状況によって違ってきます。
そこで、このページでは、判断の目安となる基準を幾つかあげてみます。考え方の指針として、参考にしてみてください。
指針1:駐在年数
最もシンプルな判断基準となるのが、想定されている駐在年数です。もし、1年前後といった短期間の赴任であれば、空き家として管理するのがベストです。
賃貸に出すにしても、短期契約が前提となるので、なかなか貸し手がつかない可能性が高く、家具を倉庫に移したりといった手間暇やコストを考えると、最初から空き家にすると決めておいたほうが楽です。
ローンがかなり残っているので、少しでも収入を得られる手段を選択したい。このあたりの煩わしさは全て納得したうえで、受け入れるということであれば、話は別ですが、面倒なことは避けたいという場合には、空き家として管理することを選択したほうが無難です。
逆に、3~5年といった期間の場合には、第三者に貸すというほうが現実的な選択肢となってきます。これぐらいのスパンであれば、借り手がみつかる可能性が高くなりますし、人が住まない状態が長期間に渡ると、家の傷み具合がひどくなります。
かえって誰かに住んでもらったほうが、良い状態を保てます。賃貸に出した後だと、帰国後リフォームすることになると思いますが、これぐらいの期間を留守にするのであれば、いずれにしても修繕は必要となってくるので、貸したところで問題にはなりません。
こういったことを考えると、賃貸に出したほうがお得という判断になります。
指針2:不動産物件としての価値
自分の自宅・マンションを賃貸物件としてみた場合、どれだけの価値があるのかというのも、重要な指針になります。
たとえば、駅から徒歩3分、築2年といった物件であれば、賃貸に出しても、すぐに借り手がつく可能性が高くなります。都心、街の中心部といったような人の移動が多い地域であれば、短期でしか貸せないという条件も、大きな問題にはならないでしょう。
こういった場合には、断然貸したほうがいいという判断になります。
逆に、便が悪い場所、不人気エリアだったり、築年数が経っているという場合、なかなか貸し手がみつからず、賃料を下げざるを得ないというような状況に陥る可能性があります。手数料やリフォーム代を計算すると、かえって損したという結果にもなりかねません。
とても重要な要素です。その地域の賃料の相場を加味して、判断することが重要です。
指針3:精神的許容度
他人に自分の家を貸すのは嫌だということで、はじめから空き家として管理することを選ぶ人もいます。あるいは、賃貸に出す時の手続きや管理が面倒なので、最初から割り切って、空き家管理を選択するといった人もいます。
逆に、少しでも家賃収入が入るほうが嬉しいから、手間を考えても賃貸を選ぶという人もいます。
これは、どちらが正しいという話ではありません。最終的に、自分が納得出来ることが正解となりますので、自分がどうしたいのか、自分の気持ちを整理することも重要な判断材料となります。
管理人だったら、面倒くさがりなのに、でも家賃収入も欲しいというワガママなタイプなので、完全に手離れ出来るリロケーションサービスを利用するという選択をするかもしれません。手数料が若干アップするので、一般的な賃貸よりも収入は下がりますが、楽ということでOK!という判断です。
これが管理人にとっての最適な選択肢となりますが、手間が気にならないという人であれば、『なんで?』と思う判断だと思います。
こんなふうに、自分の考え方や好き嫌いによって、最適な方法は変わってきます。ここは自分にしか分からないことなので、自分自身とジックリ相談するようにしてください。
その時には、自分にとって何が重要なのか、優先順位を明確にすると、最適な答えが見えてくると思います。
指針4:運
これを指針に加えようかどうか迷ったのですが、『運』というのも重要な要素です。
- たまたま、親戚が一家で引っ越すことになり、家を貸し出すことが出来た
- 姪っ子が大学に入って上京することになり、部屋の管理人役を兼ねて貸してあげた
- 会社が社内で借り手を募集してくれた
これらは全て実例です。これって真似しようと思っても真似出来ないことですが、こういったラッキーは存在するものですし、そういった時には有り難く利用したほうがいいです。
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