オーストラリア駐在員の求人

 

オーストラリアに子会社・現地拠点を置く日系企業というのは、大きく二つに分かれます。一つはオーストラリアへ商品を輸出している企業。オーストラリアをマーケットとしている企業とも言えます。

 

自動車メーカー、機械メーカー、電機メーカー、消費財メーカー等、製造企業が中心です。ちょっと変わったところでは、遊技機の開発販売メーカー、ソーシャルゲーム・オンラインゲームの開発会社といったエンターテイメント系の会社も進出しています。

 

もう一つはオーストラリアから商品を輸入している企業です。こちらは食品(食材)や天然資源を扱う商社やメーカー、資源開発会社が中心となります。

 

それぞれの企業によって、転職者に求める経験・知識が違ってくるので、自分の要望と実力を天秤にかけながら、適切な転職先を見分けることが重要です。

 

オーストラリア駐在の求人案件を扱っている転職エージェント

海外駐在員候補を募集する求人というのは、転職市場のなかでも特殊な部類に入るので、取り扱っている転職エージェントというのは、全体の一部に限られます。

 

また、海外駐在員の案件を扱っているエージェントのなかには、アジアに特化しているところが少なくないため、オーストラリア駐在の案件をカバーしているエージェントというのは、かなり限定されます。

 

そういった状況のなかでも、オーストリアに進出している日系企業との強いコネクションを持つエージェントが存在しますので、代表的なエージェントを6社リストアップします。

 

この後、詳細についてお伝えしますが、各エージェントの特徴を一言でまとめておきますので、参考にしてください。

 

<オーストラリア駐在員を目指す人にオススメの転職エージェント>

順位 エージェント名 特徴
1位 ビズリーチ オーストラリア駐在員を募集する求人の保有数がダントツで多い。特に管理職の求人が多いので、マネジメント経験がある人にオススメ
2位 JACリクルートメント 海外勤務の求人を得意とするエージェント。オーストラリアだと、メーカー、専門商社の求人を主に扱っている
3位 リクルートエージェント オーストラリアに拠点を置く食品、機械、化学といった分野のメーカーの求人に強い
4位 ワークポート ITエンジニアの転職支援を専門としているので、ゲーム開発会社の求人を探すのであれば、要チェック
5位 エンワールド オーストラリアから食材を輸入している食品メーカー、オーストラリアに遊戯を輸出している日系メーカーの求人を扱う
6位 ジャスネットキャリア 経理財務分野専門のエージェント。オーストラリアの子会社に赴任することを前提として経理職の求人を扱う

 

オーストラリアで、現地採用の仕事を探すのは、あまり賢いやり方ではない

ここまでは、日本で就職して、オーストラリアへ駐在員として派遣されるという前提での話をしてきましたが、海外で働くことを考える時に、現地採用を頭に思い浮かべる人もいると思います。

 

実際、現地(オーストラリア)の求人サイトを見ると、『英語と日本語のバイリンガル』といったような、日本人を募集するような求人が、多数見つかります。

 

日系企業からの求人も、オーストラリアの地元企業からの求人もあり、給料も日本円換算で500万円ぐらいになるものが多いので、これだけを見ると悪くないように思えるのですが、実情としては、かなり厳しいものがあります。

 

ビズリーチ

ビズリーチは最後まで職務経歴書を入れないと、求人案件を紹介してもらえません。登録作業は数分で済むので、最後までキチンと入力しておきましょう。僅か数分で有力な転職先がみつかるどうかが大きく違ってきます。

 

高年収(年収800万円以上)のハイクラス求人の取り扱いに特化している転職エージェント。管理職、もしくは専門性の高いプロフェッショナル職の求人案件を多数保有しており、オーストラリア駐在員候補の募集案件も扱っています。

 

資源開発会社や商社からのプロジェクトマネージャー、プロジェクトコマーシャル担当者を募集する求人が中心です。資源開発プロジェクトに関するコマーシャル業務(契約交渉、法務、経済性評価等)全般を担当することになるため、海外での大型投資プロジェクト運営経験があることが採用条件となっています。

 

ビズリーチの求人情報を確認してみたいという人はこちらから

 

JACリクルートメント

日系グローバル企業専門の転職エージェントなので、海外勤務を前提とした募集となる求人案件の取り扱いを得意としており、オーストラリア駐在案件についても、常時保有しています。

 

メーカー、専門商社からの求人が中心となります。業種については、食品、消費財、化学、医療機器・製薬、建築、電機・電子、機械、IT、職種に関しては、海外営業、マーケティング(商品企画・開発)、経理財務、海外事業企画、薬事、プラントエンジニア、フィールドエンジニアなどが、主なものとなります。

 

また、数は少なくなりますが、オーストラリアに進出する日系企業を支援するコンサルティング会社、法律事務所、会計事務所などから、コンサルタントや会計士、弁護士を募集する求人が出ていることがあるので、興味がある人は要チェックです。

 

いずれも、該当業務に関する実務経験を有することが、必須応募条件となります。海外経験については、不問とする求人もあれば、駐在経験者を募集する求人もあり、幅広くなっています。

 

語学力に関しては、ビジネスレベルの英語力が必須とする求人から、日常会話が出来れば十分という求人まで、差が大きいので、個々に確認するようにしてください。

 

JACリクルートメントの求人情報を確認してみたいという人はこちらから

 

リクルートエージェント

国内最大手の転職エージェント。グローバルな仕事の取り扱いに力を入れており、海外駐在の求人案件を多数保有しています。他のエージェントがカバーしていないような地域(アフリカ、中東など)の駐在案件を扱っているのが、大きな特徴です。

 

オーストラリア駐在の求人に関しては、現地に拠点を置く食品メーカーや機械メーカー、化学メーカーといった製造企業、商社、資源開発会社などからの案件を扱っています。

 

募集がかかっている職種は企業によって様々ですが、海外営業、財務経理、法務、調達購買、品質管理、生産管理、プロジェクトマネジメントといった職種で、求人がかかる頻度が高くなっています。国を問わず、海外駐在経験がある人間を募集している企業が大半です。

 

リクルートエージェントの求人情報を確認してみたいという人はこちらから

 

エンワールド

日本を含むアジア太平洋地域8ヶ国に拠点を置いて転職支援サービスを展開しているエージェント。オーストラリアにも拠点があり、現地に進出している日系企業の求人案件を扱っています。

 

オーストラリアから食材を輸入している食品メーカーやオーストラリアに遊技機を輸出しているメーカーからの求人が中心です。

 

募集がかかっている職種に関しては、前者は調達購買、生産管理、品質管理、後者は海外営業が主となります。

 

ジャスネットキャリア

会計・税務・経理・財務分野専門の人材紹介会社。全国各地の企業の求人案件を扱っていますが、そのなかには海外子会社の管理を担当する人材を募集する案件が数多く含まれています。

 

グローバル経理の求人で、将来的に海外拠点に駐在することが想定されている案件が常時出ています。オーストラリアに子会社を置く企業からの求人も多いので、要チェックです。

 

エリートネットワーク

20代、30代前半の若手ビジネスマンの転職支援に力を入れている人材紹介会社。若手とはいっても、入社後は部署をリードして周囲を引っ張っていくような会社の中核となる人材を求める企業からの案件が中心なので、転職者には高い能力が要求されます。そのため、キャリアアップに積極的なビジネスマン向けのエージェントと言えます。

 

資源開発会社や商社からの求人で、オーストラリア現地事務所に駐在する人材を募集する案件を扱っています。ファイナンス、法務といった専門性の高い知識が求められるポジション、もしくはプロジェクトマネージャーといったマネジメントレベルの求人が中心となります。

 

オーストラリアで、現地採用の仕事を探すのは、あまり賢いやり方ではない

ここまでは、日本で就職して、オーストラリアへ駐在員として派遣されるという前提での話をしてきましたが、海外で働くことを考える時に、現地採用を頭に思い浮かべる人もいると思います。

 

実際、現地(オーストラリア)の求人サイトを見ると、『英語と日本語のバイリンガル』といったような、日本人を募集するような求人が、多数見つかります。

 

日系企業からの求人も、オーストラリアの地元企業からの求人もあり、給料も日本円換算で500万円ぐらいになるものが多いので、これだけを見ると悪くないように思えるのですが、実情としては、かなり厳しいものがあります。

 

駐在員と現地採用社員の待遇格差がヒドイ

数年前になりますが、大手経済誌『ビジネスジャーナル』に、現地採用で働く人をレポートした記事が掲載され、そのなかで、現地採用社員を『下僕』、『下層階級』といった刺激的な表現を使って呼ぶことで、問題となったことがあります。

 

ただ、表現は失礼なものとなっているのですが、内容については、決しておかしなものではありません。大なり小なり、どの国でも同じような状況です。

 

オーストラリアということで見ても、日本から駐在員として派遣されるのと、現地で採用されるのとでは、待遇格差が存在します。大きなところだけを見ても、下記のような違いがあります。

 

在オーストラリア駐在員 在オーストラリア現地採用者
給与 日本のまま 相場は日本の60~70%
駐在手当 あり。企業によっては、給与に手を付けずに、駐在手当だけで生活費をカバーできることも なし
住居手当 家賃一部補助。会社によっては、全額支給となるケースも なし。全額、自腹。
会社負担 原則なし
健康保険 会社負担。日本語病院も通院可能 会社負担の場合もあるが、日本語病院は通常使用不可で、ローカル病院のみ
子供の学校 会社負担で、日本人学校かインター校 自己負担
就任帰任費用 家族を含む引越し・航空券 通常なし
退職金 あり なし
年金 日本であり なし
解雇 原則不可。日本契約であり日本の解雇ルールが適応されるため 自由。オーストラリアでは雇用主都合解約が自由のため
日本帰国休暇 あり。航空券付与 通常なし

 

手取り収入が倍以上の差になることも

まず、なんと言っても、給料が違います。現地採用社員の給与は、駐在員よりも低く設定されているうえで、駐在員であればもらえる手当、福利厚生が一切ありません

 

特に住居費、教育費、医療費というのは負担が大きいので、補助を受けられるかどうかというのは、見逃せない違いとなります。

 

現地採用だと、いつ首を切られるか分からない

もう一つ、駐在員と現地採用社員の大きな違いとしては、駐在員はオーストラリアに赴任している間は、本人が望まない限り、雇用されることはないということです。

 

でも、現地採用社員は、いつでも会社の都合で辞めさせられるか分かりません。元々、日系企業が現地採用で、わざわざ日本人を雇うというのは、一時的に人員が足りない時の補充という意味合いが強く、必要がなくなったら、即解雇です。

 

日本で言えば、派遣社員のようなものですが、オーストラリアは日本と違って、雇用形態は正社員でも、簡単に解雇できるので、こんな状態となります。

 

よっぽど優秀な人であれば、そのまま採用されて、待遇も駐在員並みになるというケースもありますが、これはかなり例外的です。

 

Check!

これも日本の派遣社員に当てはめると分かりやすいです。実力を認められて、正社員として再雇用される人がいるけど、ごくわずかというのと一緒です。

 

オーストラリア企業の待遇は悪くないけど、採用のハードルが高い

現地採用を考えた時に、日系企業ではなく、オーストラリアの会社に雇われるという選択肢もあり、実際、現地の転職サイトを見ると、外国人でも応募できる求人が多数見つかります。

 

下記のように、日本語が必要とされる求人も少なくありません。

 


 

オーストラリアでは、外国人を雇う時には、年収が53,900ドル以上であることが条件付けられています。この金額以下だと、労働ビザが支給されません。つまり、オーストラリアで働くことができないということです。

 

補足

ここでのドルは米ドルではなく、オーストラリアドル(AUD)です。1AUDは85円前後なので、53,900ドルというのは、450万円前後ということになります。

 

ですから、上記の求人サイトを見ても、最低でも5~6万ドルで給与が設定されていますが、これは事務職やサービス業で働くオーストラリア人の平均年収に相当する数字です。

 

<産業別:オーストラリアの平均年収>

産業(職種や仕事) 平均年収
AUD 日本円

ホスピタリティ

56,113

4,657,379

小売

58,640

4,867,120

その他サービス業

64,704

5,370,432

事務

67,642

5,614,286

製造業

72,332

6,003,556

レンタル業、不動産業

72,394

6,008,702

芸術・リクリエーション

73,148

6,071,284

卸売

77,241

6,411,003

建設

78,957

6,553,431

交通、郵便、倉庫

82,805

6,872,815

福祉

84,183

6,987,189

行政、公安

85,202

7,071,766

教育

89,950

7,465,850

科学やテクノロジー、その他高度知識分野

92,482

7,676,006

電気、ガス、水、廃棄物処理

94,396

7,834,868

情報、テレコミュニケーション

96,652

8,022,116

金融、保険

97,235

8,070,505

鉱業

139,303

11,562,149

 

参考)世界雑学ノート:オーストラリアの平均年収や平均賃金

 

つまり、企業からすれば、決して安くはない金額であり、それだけの給与を払って、日本人(外国人)を採用するというのは、雇う側からしても、ハードルが高いわけです。

 

そのため、どの求人を見ても、応募条件が厳しめに設定されています。

 

どんなに緩くても、その仕事に関して、2~3年程度の実務経験があることが、最低ラインとなっていますし、語学に関しても、英語がネイティブレベルであるのは、当たり前とされています。

 

また、仕事の内容も高度なものが多いです。たとえば、旅行会社のアテンダントという仕事だと、日本人の富裕層顧客を担当するもので、ラグジュアリブランドや三つ星レストラン、一流ホテルなどでの接客業務経験者が求められています。

 

日本の旅行会社で、ツアー添乗員として働いていましたというぐらいでは、まず採用されないと思ってください。

 

ほかの仕事に関しても、実情は一緒です。雇われれば、日本以上の給料をもらえるかもしれませんが、そもそも、そう簡単には雇ってもらえないということです。

 

そして、オーストラリアの会社に現地採用で雇われるぐらいの能力がある人であれば、日系企業の駐在員として、採用される可能性が高く、そのほうが好条件で働けるということです。

 

将来を見越した判断も重要

そのため、現地採用よりも、日本で駐在員の仕事を見つけることを優先したほうがいいです。もちろん、そうはいっても、そう簡単に仕事が見つかって、オーストラリアに赴任できるわけではありません。

 

どの会社においても、海外駐在というのは、社内で最も優秀な人達が割り当てられるエリートコースなので、仮にその会社に入ったとしても、すぐに海外に赴任できる人は、ごく少数です。

 

でも、数年間、オーストラリア赴任を目標に、日本で頑張っていれば、チャンスは必ずあるので、それを励みに働いてみては、いかがでしょうか?

 

若い人だと、ワーキングホリデーという選択肢もありますが、これだと、将来につながりません。

 

1~2年ぐらい、勝手に気ままに過ごしてもいいのではと思うかもしれませんが、それで仕事が見つかるのは若いうちだけです。30歳を過ぎれば、どこの国でも、仕事を探しづらくなります。

 

もちろん、日本もそうで、『英語ができます』ぐらいでは、どの会社も雇いません。

 

何かしらの分野において、専門知識・スキルを磨く必要がありますが、だからこそ、若いうちに、ある程度、自分の方向性を固めて、その分野を追求していかないと、間に合いません。

 

『まだ、先があるから』と考えていると、将来、袋小路にぶつかってしまうので、くれぐれも注意してください。仮に現地採用という道を選ぶにしても、それは、将来を見据えたうえで、冷静に判断した結果であるべきです。

 

説教じみた話になってしまいましたが、本当に重要なことなので、一つの意見として、考慮して頂ければと思います。

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    ビズリーチ

  1. ビズリーチ

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